昨日、生花祭壇を納品させていただきました。
ピンク・白を基調に、胡蝶蘭をお写真の回りにお入れして…
など、何点かご要望をいただいておりましたので
そのご要望にお応えするべくお作りいたしました。
楽しいことがお好きな方だった・・・
葬儀社のご担当の方からそのようなお話を伺い
なんとかそのニュアンスを表現したいと思い
最上段部には、「房スグリ」という実物や「スモークツリー(ケムリソウ)」や
季節の枝物を左右非対称にをあしらいました。
※葬儀ホールでの最終調整の様子
また、最下段には今が旬の「芍薬(しゃくやく)」をお入れしました。
これは、「芍薬」の丸いお花の印象が
優しい雰囲気を醸し出すのと、もう1つ私なりの意図がありまして・・・。
バラやユリなどは、季節ごとに産地は変わるものの
周年にわたり出荷され、基本的にいつでもご用意できるお花なのですが
「芍薬」などは、初夏が旬のお花で
この時期以外は、ご用意するのが難しいお花なんです。
音楽でも、
この曲を聴くとあの頃を思い出す
っていうことがあると思います。
芍薬を見ると・・・
そんな風になれたらなぁ
と思って、お入れしています。
本日ご遺族の方にご覧いただき
ご満足いただけることを祈るばかりです。